当記事では、『君たちはどう生きるか』で気まずくなる可能性のある3つのシーンについて、解説していきます。
\次の3つの気まずいシーンについて紹介しています/
①夏子と勝一のキスシーン
②若き日の母(ヒミ)とまひとのやり取りするシーン
③まひとのいじめからの自傷シーン
その他、鳥や蛙が気持ち悪いシーンについても、紹介していきます。
ジブリ「君たちはどう生きるか」の気まずいシーン3選(気持ち悪いシーンも)
気まずいシーン①夏子と勝一のキスシーン

物語の割と序盤の方に、まひとの父・勝一と、まひとの義母にあたる夏子が、キスを交わすシーンがあります。
直接的なシーンは映し出されませんが(腰より下しか映し出されない)、音はリアルです。
- 気まずい理由
- キスシーンはとにかく避けたい相手と観る、という場合には、問答無用で気まずい、ということになります。
- 相手が父の再婚相手が母の妹という親族関係のもと、深いキスをするシーンには戸惑いを感じます。
- 親子で観る場合には、特に気まずいと感じるかもしれません。
- キスシーンはとにかく避けたい相手と観る、という場合には、問答無用で気まずい、ということになります。
- シーンの効果
- 父親と義母のキスシーンがまひとの視点で映し出されていることで、観客にも同様の戸惑いと複雑な感情を抱かせます。
観客の反応(Xより)
君たちはどう生きるかキスシーンあるし難しすぎて見終わったあと気まづい
君たちはどう生きるか、音響がすごいおかげで、キスのリップ音がえっちだったのだ

気まずいシーン②若き日の母親とまひとのやり取りするシーン

物語の中で、まひとと、まひとの母親の若かりし頃のヒミが一緒に行動します。
物語のクライマックスの方には、ヒミが泣きながら、まひとに抱き付くシーンも。
- 気まずい理由
- 息子と、息子と同年代になった母親の絡みは、親子で観ると少し照れ臭かったり、気まずいと感じるかもしれません。
- シーンの効果
- ヒミとまひとのやり取りは、観客に母子の深い絆を感じさせます。
一方で、ヒミとまひとの別れのシーンでのハグには、感動的で思わず涙してしまった、という人も。
自分が早死にすると分かっていても、我が子を生む道を選ぶ母親の姿に、母子はきっと心打たれることでしょう。
観客の反応(Xより)
ヒミとまひとがキスするんじゃないかって、見ていてヒヤヒヤした
気まずいシーン③まひとのいじめからの自傷シーン

まひとが転校した学校先で、いじめに遭い、更にその放課後の帰り道で石で頭を殴って自傷する、というシーンがあります。
- 気まずさの理由
- いじめや自傷シーンに対してナイーブな感情を持っている場合、気まずいと感じる場合があります。
- シーンの効果
- 観客は、子供の心の闇や、その心の闇に至る背景について考えます。


その他気持ち悪いシーン

「君たちはどう生きるか」には、無数の鳥や蛙が群がるシーンがあります。
その他魚の解体シーンで内臓が飛び出るなど、一部グロテスクな描写が登場します。
- 気持ち悪い(気まずい)理由
- 自分はもちろんのこと、相手が鳥や蛙が非常に苦手だった場合、気まずい思いをすることになる可能性があります。
- シーンの効果
- 「鳥映画」だといっても過言ではないこの映画。
彼らは何を隠喩しているのでしょうか。
- 「鳥映画」だといっても過言ではないこの映画。

【まとめ】ジブリ「君たちはどう生きるか」の気まずいシーン3選
『君たちはどう生きるか』は、年齢制限なく楽しめる映画です。
しかし視聴者の置かれた環境によっては、気まずいと感じる可能性のあるシーンがあります。
- 夏子と勝一のキスシーン
- 若き日の母(ヒミ)とまひとのやり取りするシーン
- まひとのいじめからの自傷シーン
- 鳥や蛙が大量発生するシーン
しかし「君たちはどう生きるか」は、一見する価値のある映画です。
誰かと観るのが気まずいようであれば、ひとりで気ままに楽しむのが良いでしょう。
コメント