🌼当記事に書かれていること🌼
- 武藤里伽子の性格が「うざい」「嫌い」といわれる理由
- 武藤里伽子の性格が「うざい」理由
- 武藤里伽子の性格は「うざい」だけではない!
武藤里伽子の性格が「うざい」「嫌い」といわれる理由
武藤里伽子(むとうりかこ)の性格は、一般的に「わがまま・自分勝手・気まぐれ・見栄っ張り・気が強い」といったイメージを持つ人が、多いのではないでしょうか。
りかこはヒロインにしては珍しく、視聴者に非常に人気がありません。
里伽子のことはごめん、好きになれない笑
りかこがわがままであまり好きになれない
これから、りかこの不人気な性格が分かるエピソードを振り返っていきます。
①自分の目的を果たす為に同級性を利用する

りかこは、親の離婚がきっかけで、母親について東京から田舎に引っ越してきました。
りかこにとって、親の離婚も、田舎に越してきたことも、望んではいないことでした。
りかこは連休に東京にいる父親に行く為、主人公たくに「お金を落とした」とウソをついて旅行資金6万円を借りました。
また、東京に行くことが母親にバレないよう、唯一仲良しになった女子学生に「大阪のコンサートに行こう」とだまして巻き込もうとしていました。
りかこは、田舎を見下していたようですから、田舎に住むクラスメイトたちのことも、同じように見下していた節があったようです。
②生理痛でたくに八つ当たったかと思えば超ごキゲン

りかこは、それだけが理由ではないと思いますが、たくに「(生理痛の辛さは)男の人には分からないでしょ、どうせ」と八つ当たりします。
しかしりかこはその後たくが東京についてきてくれて、自分ひとりで行かなくて良いと分かると、急に態度を変えて素直にうれしがりました。
③たくの胸で突然泣き崩れる

りかことたくは一緒に東京に行きました。
しかし父親は、本当は連休中に友人と旅行に行く予定でした。
更にすでに女の人と新しい生活も始めていて、りかこの部屋もすっかり模様替えをしてしまっていたのです。
それを知ったりかこは、元々父親の家に泊まる予定だったのをやめ、急にたくのホテルを訪ねてくると、たくの胸で泣き崩れたのです。
たくはすっかり都合の良い男です。
④松野をこっぴどく振る

たくの親友の松野は、りかこに想いを寄せています。
しかしりかこは松野に想いを告げられると、こっぴどく振っています。
「高知は嫌いだし、土佐弁喋る男も嫌い。全然恋愛対象にならん。そんなこと言われたらゾッとする」(松野談)
⑤女子に集団リンチに合うも辛らつに反論

りかこは、同級生女子の反感を買っていました。
学園祭の当番をサボったり、美人で男子に一目置かれていたりしたからです。
しかしりかこは、集団に呼び出され詰め寄られても、泣くこともせず、辛らつに言い返していました。
「クラスの和って、なによ。政治家みたいなこと、いわないでしょ。バカらしい」
氷室冴子「海がきこえる」,1993年2月18日
「柳田?だれ、それ。見たことも聞いたこともないわよ。ここにつれてきてよ。あんたなんか、大嫌いっていってやるから」
氷室冴子「海がきこえる」,1993年2月18日
感想

思うに、アニメ版のりかこを見て、彼女に少しも不快感を抱かないという人は、いないのではないでしょうか。
りかこのまくし立てるようなしゃべり方と、いかにも、不配慮そうな、何も考えていないよう甲高い声。
それらが、一層りかこを悪く見せている気がします。
しかし、りかこが集団リンチにあっても、たくに頬を強くはたかれても、泣き出さず、強く振る舞う姿は、いじらしくもあります。
物語を最後まで見終わる頃には、りかこをうざいと思いつつも、どうしてか嫌いになれないと感じる人も、多いのではないでしょうか。
続編ではりかこはもう少し丸くなっていて、よりかわいい女性へと成長しています。

武藤里伽子の性格が「うざい」理由

武藤里伽子(むとうりかこ)がうざいのは、りかこが「美人だけど男性から見て何を考えているか分からず、どうしても気になる」ヒロイン像として描かれているからでした。

――これも試写会での発言なんですが、里伽子という女の子は女性から見たときに、とても魅力的な女の子なんだ、そういう女の子を書きたいとおっしゃってましたね。
氷室 魅力的な女の子を書きたい、というよりも、書き手として新鮮なショックを感じる女の子を書きたいということでしたね。ショックというのは、どうしてこういう行動をするのかというか、謎の部分がないと感じないと感じないでしょう。里伽子は女の子から見ると、その行動はわかり過ぎるくらい普通の女の子です。でも、それを女の子の一人称で書いたとき、どこか自己解説というか自己弁明になってしまう。それに飽きていたんで、私にとってはわかり過ぎてウンザリするような女の子だけれど、男の子というカメラ・アイから見たときに、どういう風に見えるのか、魅力的に見てみたいということがありましたね。たしかに東京から来た美少女だけど普通の女の子。でも、男の子の眼から見たら、何を考えているんだ、あいつは、みたいな、謎を謎の部分のまま書きたいということがあったと思います。
女性の気まぐれな行動は、男性を惑わしますよね。
武藤里伽子の性格は「うざい」だけではない!

武藤里伽子(むとうりかこ)は、意地っ張りでわがままで自己中心的。弱さを隠して強がるなどの性格が目立ちます。
その為「うざい」「嫌い」と感じる人は多いようです。
しかしその性格の裏には、りかこの孤独や家庭環境への苦悩が隠されているようです。
りかこは単純にうざいだけではなく、“人間らしい弱さと強さ”を併せ持ったヒロインだといえます。
りかこは、家庭環境が複雑で、孤独感や疎外感を強く感じているようです。
本当は寂しいのに強がったり、つい反発的な態度をとったりして、自分の弱さや本心を素直に周囲に見せません。
プライドが高く、高知でも周囲(特に女子)になじめず、染めず、孤立しがちです。
美人なこともあいまって、同級生の女子から反感を買ってしまったことも。
りかこは、他人の気持ちよりも自分の都合を優先し、周囲を振り回し困惑させてしまうことがあります。
りかこは、自分のためなら他者を欺くことも辞さないほど、自分に正直です。
視聴者人気は低いですが、「好き」と「嫌い」は紙一重。
こんな声もあります。(SNSより)▼
『武藤里伽子』というヒロインが、素直でわがまま・あるがままで、男側や私たち視聴者に対する媚びが全くなくて、だから好きなんだろうなー、私。
りかこはずっとワガママだけど、どうしてか嫌いになれないキャラ
りかこはキャラが際立ってる
当時の女性像からしてりかこはめちゃかっこいい
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