ミニオン…ていったい何者なのでしょうね。
とういうくらい、スーパーオリジナルな生き物を生み出しましたよね、イルミーネーションさんは。
彼らミニオンの由来というか、元ネタが気になります。
えっ…!?
由来がなちす…!?
そういうことなら見方変わってくるよ
ミニオンの由来・元ネタは人体実験なのが怖い?
まず始めに、”ミニオンの由来がナチスの人体実験説“について、紹介します。
▼下記の画像を見て下さい。
なんとなく、ミニオンぽいですよね。
実はこの画像、ナチスが捕えた子供たちに対して人体実験を行っていたときの様子がおさめられた写真だというのです。
ヘルメットからガスを投入し、ガスの致死量をはかる為の実験だったとか。
なんともおぞましいですし、腸が煮えくり返るような内容ですよね。
無垢で無抵抗な子供たちに対して。
あばばばばばばば
映画の中のミニオンの声が甲高いのは、子供たちが実験中に叫んだ甲高い声を再現しているかららしいですよ。
また、ミニオンが我々には理解することのできない言語を話す理由は、
ユダヤ人の子供たちがヘブライ語を話す為に、ドイツ人(ナチス)には何を言っているのか分からなかった、ということから着想を得ているのだとか。
なんとも悪趣味ですし、それに、なんてリスキーな選択をするのだろうと思います。
しかし考えれば考える程に、
ミニオンズが小さくてたくさんいる理由とか、
1つ目の個体がいる理由とか、
彼らが皆ゴーグルをつけている理由とか全部、
そういうことだったのかと腑におちてしまうのです。
彼らが悪いボスに従う理由とか、
彼らが不死身である理由は彼らに永遠の命を与える為だったのかとか…
しかし全部思い込みでした。
これらは完全にガセネタだったのです。
ミニオンの由来(元ネタ)がナチスの子供はデマ?※証拠画像あり
リサーチした結果、“ミニオンの由来はナチス説”は、完全にデマだったことが分かりました。
なぜなら、前項で紹介した拡散されている画像は、本当はナチスの人体実験の様子をとらえたものではなく、
1908年までに、
イギリス海軍の乗務員が潜水艦脱出用の特別なヘルメットをかぶってポーズを取っている画像だった
のです。
第二次世界大戦が始まったのは、1939年です。
つまり、疑惑の写真は、第二次世界大戦が始まる前には撮られていたものであり、ナチスの写真であるわけがなかったのでした。
写真は、子供たちの体験学習的な何かの写真だったのですかね。
証拠URL(画像)はこちら▼
https://allthatsinteresting.com/vintage-deep-sea-diving-photos#4
Submarine crew members pose wearing their special escape helmets. The helmets incorporated a canister with “oxylithe,” a special chemical which, when breathed upon, gave off oxygen and absorbed carbon dioxide. 1908.
Royal Navy Submarine Museum Library
▼
訳)潜水艦の乗組員が特別な脱出用ヘルメットをかぶってポーズをとっています。ヘルメットには「オキシリト」という特殊な化学物質が入った容器が組み込まれており、息を吹きかけると酸素を放出し二酸化炭素を吸収します。1908 年。
英国海軍潜水艦博物館図書館
“ミニオンの由来がナチスの人体実験説”は、2015年頃から、SNSで囁かれるようになったそうです。
恐らく、誰がが面白がって投稿したものを、周囲も面白がって拡散したのでしょうね。
都市伝説としては楽しめるのかもしれないですね。
写真がナチスの実験台になった子供たちでなくて、ああ!良かった、と思いきや、しかし実際に人体実験で亡くなった子供たちはいるのだと思うと、無念ですね。
しかし真実が知られたのは良かったです。
ミニオンの由来(元ネタ)は結局なんなの?【結論】
ミニオンの由来…それは、”工場で働く人“だったようです。
以降の画像を見て下さい。これらはミニオンが、今の形になるまでの軌跡です
デザインを構成したのは、キャラクターデザイナーのエリック・ギヨンと、監督のピエール・コフィン、クリス・ルノーです。
背が低いのは、背の高いグルーと対比する為だったそうです。
もっというなら、これより前はオークのような巨人をイメージしていたそうです。
しかしグルーに共感を持たれるように、改変していったということです。
つまりグルーの好みに合わせて作り変えられていった、ということですね。
良かったですね、かわいい今のミニオンになって。
従順で幼くてだけど悪くてかわいくて。
“グルーの工場ではたらく人”、
恐らくそれだけ決めてデザインに取り掛かったのだろうことが想像できますね。
見ての通り最初はごく普通の人間ですが、オーバーオールはこの頃から着ていますね。
このときのミニオンはなんとなく、ネフォリオ博士に似ています。
続いては、ミニオンがロボ化しました。
1つ目やゴーグル、円柱形のボディから生えた細い手足に、縦長のミニオンやまるっこいミニオンなど、ミニオンの原形らしくなってきました。
1つ目は、知力の弱さを表しているそうです。
ここにきて、ミニオンの性格が固まってきたといったところでしょうか。
ここまでくると、ミニオンだということがだいぶ見て取れますね。
ゴーグルとして、メカ部分が残されたようです。
人でもなければ、ロボットでもない、その間を取って、宇宙人のようなミニオンが作られています。
こういったキャラクターが出来上がるまでの過程を見るのは、興味深くて面白いですね。
↓
完成!
ミニオンが、ナチスの人体実験に由来していないことが、よく分かりました。
引用文献:
https://www.vanityfair.com/hollywood/2018/02/the-minions-were-almost-robots
https://www.digitalspy.com/movies/a654576/minions-facts-trivia-despicable-me/
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