ジブリ映画「君たちはどう生きるか」を観て、
「セルフオマージュだ…」「隠れジブリ見つけた…」
などと感じる人は多いようです。
他にも、有名な絵画や、ディズニーのオマージュがあるらしい…。
しかし、
過去ジブリ作品を見たことがない人や、
絵画に明るくない人にとってみれば、
「そんなんどこにあった?」「何それおいしいの?」
とちょっぴり疎外感ですよね。
そんなのは、やはり寂しいので、
これからガッツリ、「君たちはどう生きるか」オマージュシーンを、確認していきましょう!
オマージュとは、尊敬・敬意を込めて、似た作品を創ることです。
パクりとの違いは、元ネタに対してリスペクトがあること、
堂々と「元ネタにしている」と言えるかなどの違いがあります。
セルフオマージュとは、自身の過去作に対してオマージュした作品を創ることです。
『君たちはどう生きるか』オマージュ考察まとめ一覧【絵画ver】
- 『死の島』(ルノルト・ベックリン作)
- 『戦艦テメレール号』(ターナー作)
- 『種をまく人』(ジャン=フランソワ・ミレー作)
- 『通りの神秘と憂鬱』(ジョルジョ・デ・キリコ作)
- 『ピレネーの城』(ルネ・マグリット作)
これから出てくる海外解説は、ネットで調べたものをまとめたものです。すごい量にはなったと思いますが、参考文献残しておけばよかった…と後悔です。
絵画(1)『死の島』(ルノルト・ベックリン作)
『死の島』は、イタリアのフィレンツェにあるイギリス人墓地や、
ギリシャのポンディコニシ島(糸杉が茂っている中に小さな礼拝堂が建っている)などをモデルにして描かれたと考えられています。
また、白いフードをかぶった船の漕ぎ手は、
ギリシア神話に出てくる、アケローン川(日本でいう三途の川)の渡し守であるカロン(あるいはカローン)であると考えられています。
糸杉には、「死」「哀悼」「絶望」「再生」「不死の魂」といった花言葉があるとされています。
「墓所」がどこかというと、
眞人(まひと)が、ペリカンにもみくちゃにされたあそこです。
糸杉をバックに、
黄金の門がそびえ立っていました。
実は、『死の島』と同じような絵が、
ジブリ『風立ちぬ』や『紅の豚』にも出てきます。
お好きなのでしょうねぇ
絵画(2)『戦艦テメレール号』(ターナー作)
SNSよりみんなの反応
ターナーの絵が動いてるような場面が何度とあり、感動した。美しい映画だ
芸術家肌の方も歓喜する『君たちはどう生きるか』の映像の美しさでした。
管理人も『君たちはどう生きるか』を観ていちばん良かったと思ったのが、映像の美しさでした。
絵画(3)『種をまく人』(ジャン=フランソワ・ミレー作)
ミレーは、これまでは理想化されて描かれてきた農民の生活を、生々しく、そして力強く描き出しました。
前代未聞の試みだった為、当初は評価が割れました。
映画の中に出てきた本『君たちはどう生きるか』は、
岩波書店の本ではなく、昭和12年8月10日に新潮社より発行された初版のデザインのものでした。
初版は現在では絶版になっていて、
映画公開前は500円位で落札されていたものが、公開後は3万円越えで落札されていました。
人生何があるか分からないですね。
(表紙とその次のページは忠実に再現されていましたが、『種をまく人』の挿し絵も実際にあったかどうかは、確認できておらず、不明です)
しかし、なぜ出版社が、新潮社→岩波書店に変わったのでしょうか?
疑問に思って調べてみたら、
戦後、語彙を平易にするなどの変更が加えられて出版したのが、岩波書店だったようです。
新潮社は、惜しかったですね。
しかし現代でも『君たちはどう生きるか』が読み継がれているのは、新潮社から岩波書店へとバトンが受け渡されたからなのですね。
そして、知っていましたか?
ミレーの『種をまく人』は、岩波書店のマークでもあったのです。
それはなぜかというと・・・公式サイトに書いてありました。▼
創業者岩波茂雄はミレーの種まきの絵をかりて岩波書店のマークとしました.茂雄は長野県諏訪の篤農家の出身で,「労働は神聖である」との考えを強く持ち,晴耕雨読の田園生活を好み,詩人ワーズワースの「低く暮し,高く思う」を社の精神としたいとの理念から選びました.
引用元:岩波書店https://www.iwanami.co.jp/smp/company/c971.html
岩波書店創業者の岩波茂雄さんは、農家出身で、晴れの日は耕して、雨の日は読書して…その内、晴れの日も本に携わる仕事をするようになった、ということのようですね。
相当本がお好きだったのでしょうね。
宮崎駿監督はもしかしたら、映画の中にその時代に存在していた新潮社の『君たちはどう生きるか』を登場させるのに、岩橋書店のことももちろん忘れていないよ、といった意味合いで、挿し絵に「種をまく人」を使ったのでしょうか?
「種をまく人」が映画に出てきたのを観たら岩波さん、きっと嬉しかったですよね。
絵画(4)『通りの神秘と憂鬱』(ジョルジョ・デ・キリコ作)
輪を回す遊びをしよう晩夏光#kigo #jhaiku
— IZU (@m2o123) August 4, 2017
*ジョルジョ・デ・キリコ『通りの神秘と憂鬱』1914 pic.twitter.com/J1sT9XMise
『通りの神秘と憂鬱』は、第一次世界大戦が始まった直後の1914年に描かれた作品です。
キリコは「戦争の結果は、恐らくこのような絵のものになる」とコメントしています。
(キリコは1978年に90歳で他界されています)
絵画に描かれているのは、イタリアのトリノにあるポルティコ(ポルチコ)です。
(ポルティコ=屋根のついた通路)
『通りの神秘と憂鬱』には複数の消失点が存在しており、
それが、非現実的なパラレル空間を生み出す効果に繋がっています。
たそがれの空間に伸びる影。
生きているのは人だけ。
既視感ですよね。
それがキリコが従軍する前年だったということで、
彼の不安が反映されているのか、
見ていてこちらまで不安が煽られるようです。
『君たちはどう生きるか』のキリコの名前は、
このジョルジョ・デ・キリコから取っていると考察する人もいます。
個人的には、それであらば『失われたものたちの本』のキコリかな、と思っているのですけど。
参考文献:https://ggccaatt1.rssing.com/chan-66134406/article131.html
絵画(5)『ピレネーの城』(ルネ・マグリット作)
ルネ・マグリットは作品について、次のように述べています▼
「巨大な岩の浮遊は、普通に考えると重力に逆らうありえない事象である。ここで考えることがあります。山は空中にあり土台はない。本来は山は地球の一部であるが、この絵では山は地球と分離されている。どのようにして頂上の城に入ることができるのだろうか? 山へ入る入口もない。海からも陸からも登ることができない。想像力によってのみ入ることができる」
https://www.instagram.com/p
「想像力によってのみ入ることができる」石とは、
想像をかきたてられますよね。
『君たちはどう生きるか』に出てきた巨大石とは、
大叔父様に世界を創る力を与えた不思議な石でした。
『君たちはどう生きるか』は、絵画好きさんにもおすすめしたくなるような映画ですよね。
きっと喜んでもらえるだろうな、と。
視覚だけでも十分に見応えがあり楽しめる映画だと思いますし、むしろ一番感動するところは映像美かもしれません。
ほとんど手描きという手の掛かりようですから、絵画鑑賞しているのと同じことなのかもしれないですね。
動く絵画、といったところでしょうか。
これまで紹介してきた他にも、具体的なシーンや作品名は挙げられないものの、画家のクロード・モネを思い出したという人は多かったようです。
何か明確な共通点があるわけではないものの、その美しさに、画家のクロード・モネを彷彿とさせてしまった
われもモネだいすき
『君たちはどう生きるか』オマージュ考察まとめ一覧【一覧ディズニーver】
- 白雪姫と七人の小人
- 不思議の国のアリス
- 眠れる森の美女
ディズニー(1)白雪姫と七人の小人
\ここがオマージュ/
ジブリ『君たちはどう生きるか』に出てきた、7人の小人ならぬ、7人のばあや。
もうひとつの世界では、7人の小人よろしく小さな人形として登場し、敷布団で眠っている眞人の周りに並べられていました。
(キリコいわくこうして眞人を守っているそうだ)
まるでこのシーン、
7人の小人が、毒リンゴを口にして目覚めない白雪姫を見守る、あのシーンのオマージュですよね。
ディズニー(2)不思議の国のアリス
\ここがオマージュ/
これは説明するまでもないのかな、という気がしますが、どうでしょうか。
当然ではありますが、不思議の国のアリスを知らないと、ピンとこないかもしれないですね。
ディズニー(3)眠れる森の美女
\ここがオマージュ/
塔の中で眠るヒサコもどき(ヒサコは眞人の実の)は、まるで眠れる森の美女でした。
ディズニーというより、童話かも?▼
映画『君たちはどう生きるか』には、
元ネタとなった『失われたものたちの本』というアイルランドの小説があります。
その物語には、
童話のオマージュが数多く登場します。
その中には、『白雪姫と7人の小人』や『眠れる森の美女』 も出てきました。
(『不思議の国のアリス』は失念…しかし恐らく出てきているでしょう。あれ程オマージュしやすいと思われる作品ならば)
そう考えると、映画『君たちはどう生きるか』は『失われたものたちの本』経由で、ディズニーをオマージュしているようです。
『君たちはどう生きるか』オマージュ考察まとめ一覧【ジブリ過去作品ver】
中には、こじつけか?と思われるようなオマージュも出てきますよ。
しかし公式の回答はありませんから、明確な答えはありません。
あなたは何がオマージュで、何が後付けだと感じるのでしょうか?
- 蛍の墓
- 太平洋戦争末期の日本を舞台に、火災から始まる
- 風の谷のナウシカ
- インコマンと風の谷の住人が「ウラー」と叫ぶ
- 大叔父様のローブの飾りが王蟲の目玉、ナウシカの父らの首飾り
- 天空の城のラピュタ
- 天空の石と城ラピュタ
- 壁をよじ登る
- となりのトトロ
- 田舎に引っ越す
- 緑のトンネル
- 紅の豚
- たくさんの帆船と飛行機の墓場
- もののけ姫
- 弓矢を使うイケメンな主人公
- アオサギとジコ坊
- ワラワラとこだま
- 千と千尋の神隠し
- アオサギと湯バード
- 白い紙が襲ってくる
- 眞人の石のカケラと千尋の髪飾り
- 耳をすませば
- 本が重要な役割を持つ
- 光る洞窟
- 崖の上のポニョ
- 水の描写
- 架空上の魚
- 眞人のハゲと宗介の刈り上げ
- 7人のばあやとひまわりの家の7人のおばあちゃん
- ハウルの動く城
- ヒミとルカシファー
- 異世界のドアとハウルの動く城のドア
- 星空
- 風立ちぬ
- シベリア
ジブリ過去作品(1)蛍の墓
\ここがオマージュ/
両作とも、時代背景が太平洋戦争末期と、同じです。
『君たちはどう生きるか』も『蛍の墓』と同じ空襲による火災かと思いきや、純粋に火事でした。
始まり方が似ていました。
ジブリ過去作品(2)風の谷のナウシカ
\ここがオマージュ/
「ウラー」
この「ウラー」というのは、
ロシア語で「万歳!」という意味です。
宮崎駿監督はどうやらこの「ウラー」がお好きのようです。
ただし、『風の谷のナウシカ』の「ウラー」は、原作にしか出てこないので、
これは原作を読んだ人にしか分からないオマージュでした。
王蟲
比較画像を作成してみましたが、大叔父様の首回りの飾りと、王蟲の目玉、似ていますか?どうでしょうか?
たまたまもあり得ますが、やはり似ていますよね。
そしてこれは、大ババ様やナウシカの父親の首飾りにも似ています。
もしこれで大叔父様の首回りの飾りの数が王蟲の目玉の数と同じ14なのでれば、いよいよという感じですが、
しかしぐるっと確認することはできない為、なんともいえませんね。
これは、将来、大伯父様がジブリパークにやってきた日の楽しみにしましょう。
ジブリ過去作品(3)天空の城のラピュタ
\ここがオマージュ/
ジブリ過去作品(4)となりのトトロ
\ここがオマージュ/
個人的には『君たちはどう生きるか』のセルフオマージュシーンの中でも、最も心打たれたのは緑のトンネルでした。大好きだったからでしょう。
そういうシーンが、きっと人それぞれにあるのでしょうね。
ジブリ過去作品(5)紅の豚
SNSよりみんなの反応
君たちはどう生きるか」異世界の海上に死者たちの帆船がずらずら並んでいる描写は「紅の豚」の変奏
死の島って紅の豚のアジトの島やな
ジブリ過去作品(6)もののけ姫
\ここがオマージュ/
イケメンな弓矢の使い手
SNSよりみんなの反応
眞人くんが弓を射るシーンが『アシタカっぽい』って思ったんだよね
眞人くんはアシタカの子孫やろ笑
眞人がアシタカには結び付いていなかったのですが、こうして比べてみると、同一人物のようでした。
アオサギとジコ坊
SNSよりみんなの反応
鑑賞中アオサギがだんだんジコ坊に見えてきたよね
肌色の配色とちょっとずるそうな感じが似ていますね。
ワラワラとこだま
SNSよりみんなの反応
もののけ姫のこだまのような存在 名前はワラワラ
ワラワラこだまっぽくて可愛いよね
ジブリ過去作品(7)千と千尋の神隠し
\ここがオマージュ/
アオサギと湯バード
湯バードとは、
顔が湯婆婆で体がカラスという人面鳥です。
一方のアオサギは、顔がおじさんで体はアオサギという人面鳥ですね。
石のかけらと髪飾り
石のかけらと髪飾りは、眞人と千尋の異世界での出来事が夢ではなかったことの"証"です。
眞人と千尋はそれぞれ異世界に迷い込みますが、
最終的には元の世界に帰ってきます。
それぞれ、石のカケラと髪飾りを持ち帰りました。
ジブリ過去作品(8)耳をすませば
\ここがオマージュ/
眞人とヒミが駆け抜けた、ピカッ、ピカッ、と光る洞窟は美しかったです。
両作ともに、図書館が出てきて、大量の本が出てきます。
『君たちはどう生きるか』では塔に、『耳をすませば』では学校にありました。
本が、それぞれ物語を進めるのに重要な役割を果たしていました。
主人公が本を読んで涙するのも同じです。
ジブリ過去作品(9)崖の上のポニョ
\ここがオマージュ/
水の描写
SNSよりみんなの反応
水の表現はポニョを連想した
ジブリで水といったらポニョですから、連想せずにはいられませんでしたね。
架空上の魚
『崖の上のポニョ』には、
架空上の魚が登場します。
『君たちはどう生きるか』にも、
『崖の上のポニョ』に出てきたような魚が出てきて釣り上げられていました。
マヒトのはげと宗介の刈り上げ
SNSよりみんなの反応
途中で宗介?(目ゴシゴシ)って場面もありました
余談ですが…宗介は宮崎五郎さん(宮崎駿監督の息子)をモデルにして描き始めたそうです。
が、そうなだけあって、宮崎駿監督自身にもよく似ているというか、自分には宮崎駿監督にしか見えません。
7人のばあやとひまわりの家のおばあちゃん
7人のばあやとひまわりの家のおばあちゃん、どちらも7人でした。
ジブリ過去作品(10)ハウルの動く城
\ここがオマージュ/
ヒミとルカシファー
ヒミが日の中から現れるシーンは、ルシファーでしたね。
異世界のドアとハウルの動く城のドア
どちらも、どこでもドアのようなドアでした。
ジブリ過去作品(11)風立ちぬ
\ここがオマージュ/
シベリア
シベリア。
シベリアは、ようかんまたはあんこをカステラに挟み込んだ日本のお菓子ですが、実在します。
お腹が空いてきてしまいますよね。
管理人は見落としてしまいましたが、SNS情報によると、新しい家に越してきて疲れて寝てしまった眞人の枕元に夏子が差し入れたのも、シベリアだったそうです。
SNSよりみんなの反応
作画も見事だった。特にナツコがシベリアを持って部屋に入る場面。
ジブリ過去作のオマージュは、
ここまでで、23シーンありました。
ジブリ過去作も、ディズニー作も、
細かく挙げていったらキリがなさそうですね。
『君たちはどう生きるか』オマージュ考察まとめ一覧【小説ver】
- 『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎・山本有三作)
- 『失われた者たちの本』(ジョン・コナリー作)
小説(1)『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎・山本有三作)
ジブリ『君たちはどう生きるか』のタイトルは、
小説『君たちはどう生きるか』のタイトルから拝借されました。
『世界一受けたい授業』でも紹介されたというこの本。
人生のバイブルとして、現代でも尚多くの人に読み継がれているような名作です。
映画の中では、
昭和12年8月10日に発行された初版のデザインのものが再現されていました。(現在では絶版となっており、プレミアム価格で取引きがされています)
映画の公開を受け、岩波書店の『君たちはどう生きるか』の発行部数は累計180万部となり、岩波文庫歴代1位となったことを同書店が発表したと、各メディアが報じています。
小説(2)『失われた者たちの本』(ジョン・コナリー作)
小説『失われた者たちの本』は、
ジブリ『君たちはどう生きるか』 を制作することのきっかけになった本です。
小説『失われた者たちの本』は、
宮崎駿監督がこれまで(描かなくてもいいや)と思っていたこと(エディプスコンプレックス) を表現していました。
宮崎駿監督は、このことに刺激を与えられたというのです。
まとめ:『きみたちはどう生きるか』オマージュは総勢34~シーンある!※一覧あり
絵画
- 『死の島』(ルノルト・ベックリン作):墓所
- 『戦艦テメレール号』(ターナー作):帆船群や水面の反射、夕焼けの美しさ
- 『種をまく人』(ジャン=フランソワ・ミレー作):眞人が母親に贈った本の挿絵
- 『通りの神秘と憂鬱』(ジョルジョ・デ・キリコ作):眞人が大叔父様のところに向かうのに渡った不思議な通路
- 『ピレネーの城』(ルネ・マグリット作):空に浮かぶ巨大な石
ディズニー(童話)
- 『白雪姫と七人の小人』:眞人と七人のばあや
- 『不思議の国のアリス』:アオサギ(うさぎ)を追いかけて落ちる、ズラリと並んだドア、インコマンとトランプ兵
- 『眠れる森の美女』:眠れる森のヒサコ
過去ジブリ作品
- 『蛍の墓』:太平洋戦争末期の日本と火災
- 『風の谷のナウシカ』:「ウラー」と叫ぶ
- 『風の谷のナウシカ』:大叔父様のローブに王蟲の目玉
- 『天空の城のラピュタ』:天空の石と天空の城ラピュタ
- 『天空の城のラピュタ』:壁をよじ登る
- 『となりのトトロ』:田舎に引っ越す
- 『となりのトトロ』:緑のトンネル
- 『紅の豚』:たくさんの帆船と飛行機の墓場
- 『もののけ姫』:弓矢を使うイケメンな主人公
- 『もののけ姫』:アオサギとジコ坊
- 『もののけ姫』:ワラワラとこだま
- 『千と千尋の神隠し』:アオサギと湯バード
- 『千と千尋の神隠し』:白い紙が襲ってくる
- 『千と千尋の神隠し』:眞人の石のカケラと千尋の髪飾り
- 『耳をすませば』:本が重要な役割を果たす
- 『耳をすませば』:光る洞窟
- 『崖の上のポニョ』:水の描写
- 『崖の上のポニョ』:架空上の魚
- 『崖の上のポニョ』:眞人のハゲと宗介の刈り上げ
- 『崖の上のポニョ』:7人のおばあちゃんが出てくる
- 『ハウルの動く城』:ヒミとルカシファー
- 『ハウルの動く城』:異世界のドアとハウルの動く城のドア
- 『ハウルの動く城』:星空
- 『風立ちぬ』:シベリア
小説
- 『君たちはどう生きるか』:タイトル
- 『失われた者たちの本』:元ネタ
いかがでしたか。
(オマージュシーンて何!?)と思われていた方も、
こういう感じで良いのであればと、
自分にも新たなオマージュシーンを見つけることができそうだと思われたのではないでしょうか。
ジブリ過去作品を見返す度に、
また新たなオマージュシーンを見つけることができそうですよね。
新しい発見があり次第、追記したいと思います。
オマージュについて考えていたら、
なんだかジブリ過去作品を見返したくなってきてしまいますね。
参考文献:
THE ART OF君たちはどう生きるか
絵コンテ君たちはどう生きるか
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