本記事では、
『風の谷のナウシカ』の漫画(ジブリ映画の原作)で死亡してしまうキャラクターについてまとめています。
●死亡キャラクターは?
●死亡シーン・死因は?
(画像付で分かりやすく)
●何巻で死亡した?
●死亡してショッキング順は?
(ランキング形式で紹介)
この記事はネタバレを含みます。
風の谷のナウシカ|死亡キャラ・死亡シーン一覧!ショック順に死因も紹介(何巻かも)
漫画『風の谷のナウシカ』で死亡したキャラクター(早い順)
- (1巻)ラステル
- (2巻)僧正
- (2巻)ジル
- (3巻)カイ
- (4巻)クシャナの兄
- (4巻)上人
- (7巻)土鬼の皇弟ミラルパ
- (7巻)皇兄
- (7巻)陛下※クシャナの父
- (7巻)オーマ
- (7巻)テト
- (7巻)ユパ
漫画『風の谷のナウシカ』に出てくる主な死亡キャラクターは、全部で12人でした。
クライマックスの7巻では、
より多くのメインキャラクターが死亡してしまいます。
映画では出てこないキャラクターも多いです。
映画で亡くなったキャラクターといえば、
ラステル、ジル、巨神兵の3人くらいでしょう。
12位:土鬼の皇弟ミラルパ(7巻)
土鬼の皇弟ミラルパの死亡シーン
土鬼の皇弟ミラルパの死因
沐浴していたところ、兄に浴槽に薬液を入れられ、弱り切る。
影となって、ナウシカと、ナウシカの心の森、腐海の尽きる所を訪れたことによって、三途の川を渡るようにして浄化された。
ミラルパは、ずっと生きづらそうにしていたが、
最後には笑って成仏することができた。
むしろ「良かったね」と思える心温まる死だった。
11位:上人(4巻)
チククが住んでいたところにいた上人。
上人の死亡シーン
上人の死因
自然死する形で死亡した。
登場してすぐ死んでしまった。
ほとんどガイコツのような見た目で、
もう長くはないと思わせる見た目をしていた。
穏やかに逝かれた。
10位:クシャナの兄(4巻)
クシャナ兄の死亡シーン
クシャナの死因
蟲の大群の移動に巻き込まれる形であっけなく死亡した。
強欲なところしか描かれなかったクシャナの兄。
クシャナと和解してほしかったという気持ちも生まれるので10位。
クシャナは憎んでいた兄が亡くなったことで心安らぎ、
戦場で無意識に鼻歌を歌っていた。
9位:皇兄(7巻)
ミラルパの兄。
皇兄の死亡シーン
皇兄の資金
巨紙兵の毒の光などにやられて、命尽きた。
ヒドラと同じからだのつくりをしており、しばらく頭だけになっても生きていたが、不老不死だった彼がついに死亡した為、民は驚いた。
皇兄はヒール役であり、亡くなる最後までひょうひょうとしていた。
登場シーンは割とあり、弟のことを語ったり、痛みに苦しんだりと、人間らしい面も描かれていた為、感情移入することもできる。
8位:陛下※クシャナの父(7巻)
クシャナの父親。
陛下※クシャナ父の死亡シーン
陛下※クシャナの父の死因
ナウシカを庇いながら、墓の最後の光を浴びたことによって瀕死状態になる。
その後亡くなる前に改心し、クシャナに、王位を譲ることと、"ひとりも殺すな"ということを遺言した。
登場してすぐ亡くなってしまった。
最後は良い人だったので余計に、
もう少しクシャナと親子の時間を過ごしてほしかったとも思わせる。
7位:ジル(2巻)
ナウシカの父であり、風の谷の族長。
ジルの死亡シーン
ジルの死因
登場時からすでに腐海の毒におかされて寝たきりの生活を送っており、自身の死期を悟っていた。
そのまま民に見守られながら永眠した。
登場シーンから死亡することは分かっていたようなものだったが、
映画でナウシカが望んでいた通り、病気を治すことができたら良かったと思わせる。
6位:オーマ(7巻)
人間がつくりだした巨神兵。
オーマの死亡シーン
オーマの死因
自分の母親と信じるナウシカの願いを叶える為、立派な人になる為、墓の主を闇に返したところで死亡した。
オーマは、生まれたときから死ぬことを願われる可哀そうな子供だった。
少しずつ朽ちていく様子が描かれる為、
見ていて痛々しい。
オーマにも楽しく生きていく未来が残されていれば良かったと思わせる。
5位:ラステル(1巻)
風の谷の隣国ブリッグにあるペジテの長の娘であり、アスベルの双子の妹。
ラステルの死亡シーン
ラステルの死因
ペジテ市がトルメキア国ヴ王の新衛軍に襲われ焼き尽くされると、生き残った民は商船で脱出した。
しかし敵郡に追撃され、
腐海に身を隠したことで、蟲の怒りを買う。
船体に群がる地蟲を降り切ろうと飛行していたが、ついに風の谷に落下。
落下直後、ラステルはまだ息をしていたが、瀕死の状態であり、ナウシカに秘石を渡してほしいと託すと、ナウシカに看取られながら息を引き取った。
ナウシカに看取られ、アステルはナウシカに、兄に渡してほしいと秘石を託した。
ラステルは登場してすぐ死んでしまう。
けれど可愛いのでショックは大きい。
アスベルが登場する度に、
「生きていたら良かった」とラステルのことを思い出してしまう。
4位:僧正(2巻)
土鬼のマニ族の長。
僧正の死亡シーン
僧正の死因
土鬼51か国を束ねる皇弟陛下、僧会に逆らい、王蟲を戦に利用するのは良くないという考えの元、王蟲の培養槽を破壊した。
その後彼らとは完全に対立し、彼らの武器を仁王立ちで一身に受けて死亡した。
死後は、皇弟陛下からナウシカを護り続けた。
3位:テト(7巻)
テトの死亡シーン
ヤンマにさらわれているところをユパに助けられ、その後ナウシカの手に渡ったキツネリス。
テトの死因
オーマ(巨神兵)とナウシカとシュワの墓所に向かっている途中で、眠るようにして息を引き取っていた。
ハッキリとした原因は不明だが、恐らくオーマの毒の光にやられたものと思われる。
誰がどう見てもきっと「かわいい」キツネリス。
特別テトが死ななくてはならなかった理由もないようにも思われる為、
ショックも大きい。
2位:カイ(3巻)
ユパ、ナウシカのトリウマ。
カイの死亡シーン
カイの死因
トルメキアと土鬼の戦いで、ナウシカを背に乗せて逃走していたが、土鬼の攻撃を受け致命傷を追い、倒れてしまう。
その後、敵軍に包囲されるも、ナウシカを守る為、敵軍を蹴散らしながら立ち上がると、トルメキアの陣地までナウシカを送り届けたところで息絶えた。
かわいいご主人様を助ける為に、
致命傷を追いながらも疾走し続けたカイ。
そのカイの姿に、追手も驚いていた。
しかしナウシカを安全なところに送り届けたところで崩れ落ち、力尽きてしまう。
涙無しでは見られないシーン。
しかしカイのお嫁さんと思われるクイが、
カイが亡くなると同時に卵を産み落とすという明るいシーンも描かれていることに救われる。
1位:ユパ(7巻)
ユパの死亡シーン
ユパの死因
クシャナの盾となり、トルメキア人を憎むマニ族に刺され死亡した。
刺された瞬間、その姿は一時的に僧生へと変わった(僧生が復活した)。
このことでマニ族の怒りは鎮まり、マニ族とトルメキアの戦争は回避された。(僧生は生前にユパの命を救っている)
『風の谷のナウシカ』で亡くなったキャラクターの内、
最も主要キャラだったといえるユパ。
渋くて強くてやさしくて格好良いおじさま。(おじいちゃんに見えるが実は45歳)
死に方まで格好良い。
魅力的に描かれているだけに、ショックは大きく、喪失感を味わうこととなる。
しかし皆に愛されていたこと、
名誉ある死であったこととが救い。
第2のユパといえるミトが生きて終わったことも救い。
ここで最初王蟲に追われ中々危機的状況であったことを思うと、少々おかしくなる。
そこで亡くなっていなかったことを思えば良かったのかもしれない。
まとめ・あとがき
風の谷のナウシカ|死亡キャラ・死亡シーン一覧!ショック順に死因も紹介(何巻かも)
- ユパ(7巻)
- カイ(3巻)
- テト(7巻)
- 僧正(2巻)
- ラステル(1巻)
- オーマ(7巻)
- ジル(2巻)
- 皇兄(7巻)
- 陛下※クシャナの父(7巻)
- クシャナの兄(4巻)
- 上人(4巻)
- 土鬼の皇弟ミラルパ(7巻)
漫画を読むと、
映画ではとても尺が足りずに、
簡略化されていたことを感じますよね。
いずれ、
漫画『風の谷のナウシカ』を忠実にアニメで再現する時代がくるのではないかという気がします。
それくらい普及の名作ですよね。
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