『紅の豚』の空を駆け抜けた元アメリカ空軍のエース、ドナルド・カーチス。
カーチスはその後、ポルコ・ロッソの“ライバル”というイメージを超え、戦後復興のヒーローとして政界にまで名を馳せた──という話をご存知でしょうか?
本記事では、
- カーチスはその後大統領になった!?
- カーチスのかっこいい名言・セリフを紹介していきます。
カーチスというキャラクターの魅力により浸りたい方は必見です!
『紅の豚』ドナルド・カーチスとは?かっこいい役どころと見せ場

ドナルド・カーチスは、アラバマ出身の元アメリカ海軍飛行艇パイロット。
空賊マンマユート団に用心棒として雇われます。
カーチスは、周囲からは“アメリカ野郎”と呼ばれていますが、祖母がイタリア人のクォーター(カーチスには1/16イタリア人の血が流れていることになる)という設定です。
年齢は不詳ですが、ポルコから「若ぇの」と呼ばれています。
カーチスの見せ場は…
- ポルコを待ち伏せ単機で襲撃、サボイアのエンストも手伝って撃墜に成功
- ジーナの庭を訪れジーナを口説くも一笑に付され玉砕
- フィオに一目惚れしポルコとフィオを賭けた決闘をし、途中でポルコにジーナの想いを伝えてやる
エピローグでは祖国アメリカへ帰国し、映画スターとして成功している様子が描かれる
カーチスはイケメンですが、ちょっと惜しい2枚目、2枚目半に甘んじて、物語を盛り上げているようです。
カーチスは一見惚れっぽく軽薄にも見えますが、ジーナの想いを知るなり、ポルコを諭す様子からは、ポルコを認め、ジーナへの思いやりを持っていることが分かります。
また、ハリウッドスターとして大成した後も、フィオに便りを出し続けているという点も、好感が持てます。
『紅の豚』ドナルド・カーチスのその後は?有言実行がかっこいい
カーチスはハリウッドスターとして成功したその後、大統領になっていた。(※絵コンテより)
映画の中でカーチスは、ハリウッドスターになるところまでしか、描かれていませんでした。
しかし絵コンテの中では、大統領に就任していたのです。

なぜ本編にはそこまで描かれなかったのか、恐らく、時期尚早で、嘘っぽくなるからでしょうか。
しかしカーチスの未来は、大統領就任に繋がっているのでしょう。
そして、絵コンテにある通り、大統領に就任したその後も、フィオに頼りを出しているのではないでしょうか。
しかし大統領に就任するという夢まで叶えてしまうとは。
ドナルド・カーチス、恐るべし。彼は大者ですね。
『紅の豚』ドナルド・カーチスのかっこいい名言・セリフ集
『紅の豚』ドナルド・カーチスのかっこいい名言・セリフをピックアップしてみました。
名言①「金と名声を運んでくる幸運のガラガラヘビさ」

ポルコに、「表のカーチス(飛行艇)はおめえのか」と聞かれたときのセリフ。
カーチス(飛行艇)はどうやら、生涯分の金と名声を運んできたようです。
名言②「歌は静かに聴くんだ」
ジーナが歌っているのにうるさい記者とカメラマンに掛けたセリフです。
「美しい。まさに秘密の花園に咲く一輪のバラ」

カーチスが、ジーナに掛けたキザなセリフです。
一度は言われてみたいセリフですね。
「安心しろ!おふくろの話じゃ惚れるより慣れだってよ!」

言われて良い気はしないかもしれないですが、(確かにそうかも!)と納得してしまうような名言です。
「ジーナはてめえに惚れてんだ 彼女はおめえがくるのをなあ、ずーっと庭で待ってんだぞ」

カーチスの男気を感じるこのセリフ。
誰しもが、このシーンを見たら、「カーチス、かっこいい!」となってしまうのではないでしょうか。
以上、紹介したのは、いずれも印象に強く残ってしまうような、カーチスの名言でした。
あとがき
カーチス・ドナルドは、ポルコを襲撃するなど、ポルコのライバルです。
しかしその反面、ポルコとジーナの恋のキューピッド的な役割も果たします。
イケメン枠ですが、どうも決まらない。
しかし最終的には、大統領にまで上り詰めてしまう。
「有言実行」の男、カーチスは、「かっこいい」と視聴者人気のあるキャラクターです。
「歌は静かに聴くんだ」などの名言を残しました。
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