ミニオンの正体は何者なのか?
何から生まれた、何の生き物なのか?
ミニオンの誕生秘話を、画像付で分かりやすく解説していきます。
ミニオンの正体は何者?何から生まれた、何の生き物なのか(まとめ)
- ミニオンの正体は?
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一言でいうと、ミニオンはミニオンという生き物。
ミニオンはミニオンとして独自に進化を遂げてきた。
- ミニオンは何から生まれた?
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海。初めは、単細胞からスタートした。
海から生まれる、てどういうこと?と思ったら、次の文章を読んで見てください。▼
大気中の水蒸気が大雨となって地上にふりそそぎ、原始の海が生まれました。海底からは高い温度の熱水がふきだしています。これに大気中から海水にとけこんだアンモニアガスやメタンが熱水に刺激されて化学反応をおこしはじめます。そしてアミノ酸や核酸などに変化し、さらにより複雑なたんぱく質や遺伝子などへと発達していきました。これらの物質が材料となって、小さくて簡単なしくみの菌のような生物が生まれたのです。地球が誕生して10億年、海が誕生して7億年ぐらいたったころでした。
公益財団法人 日本海事広報協会https://www.kaijipr.or.jp/mamejiten/shizen/shizen_3.html 海から生まれた命ミニオンの起源を科学的に説明しようとすると、上記のようなことになりますね。
ただ、ミニオンは超人的なので、この限りではないかもしれません。
- ミニオンは何の生き物?
-
ミニオンは、やはりミニオンでしかない、としか言い様がありません。
「宇宙人」とか、「バナナの精霊」とか、「ロボット」とかの方が、まだしっくりきたかもしれないですが。
しかしミニオンは海から生まれ、進化を遂げたのです。
なぜミニオンは不死身なのか、
一応怪我はするらしいものの、
彼らはなぜ引き裂かれることのない柔軟なからだを持つのか、
宇宙に打ち上げられても生き永らえるのか、
からだをポキッと折るとスティックライトのように光るのか。
それは、ミニオンがそういう生き物だからなのです。
ミニオンの元ネタもチェック
ミニオンの正体は何者?誕生秘話を画像付きで解説【①誕生と進化】
ミニオンは遥か昔に、海から生まれました。
▼この画像が、いちばん最初のミニオンの姿です。
アメーバのような単細胞生物から始まったんですね。
そこから目玉ができて…
このときから、1つ目と2つ目がいますね。
しっぽのような尾びれが生えてきて…
手のようなひれも出てきて、口もできて表情豊かになりました。
その後、ひれは手に、尾びれは足になって、ミニオンたちは一斉に地上に向かって勢いよく泳いでいきます。
たくさんいますね。
そしてミニオンは地上に上がりました。
次に我々が目にするミニオンは、すでに現在見る姿に進化を遂げたミニオンたちです。
ただし、身なりは原始人のようですね。
ゴーグルも草でできていて、レンズも入っていません。
このときから好物はバナナです。
ミニオンは、今より6000万年前の白亜紀(恐竜のいた時代)にはすでに生きていました。
こうして見るとミニオンは、人類の祖先のように見えますが。
しかしそうではありません。
ミニオンはなぜゴーグルをつけているのか?ということもチェック
ミニオンの正体は何者?誕生秘話を画像付きで解説【②性質】
ミニオンには驚くべき性質があります。
それは、
彼らの生きる目的はひとつで、
最凶のボスに仕えること。
ボスを喜ばせることこそが、彼らの生きがい。
だということです。
ミニオンは、仕えるべきボスがいないと、生きる意味が見出だせないようです。
あんなにひょうきんでいたずら好きのミニオンも、
ボスがいない状態が続くと次第に鬱になって、
元気がなくなってしまいます。
ミニオンのこの性質には驚かされますが、
これでグルーに仕えている彼らをかわいそうだと思わずに済みますので、
グッドニュースでした。
このミニオンの設定については、「ドレイ制度を肯定することになる」という批判もあります。
ミニオンのような性質を持つ人間は確かにいないと言って良いでしょう。
ミニオンの正体は何者?誕生秘話を画像付きで解説【③歴史】
続いて、ミニオンの歴史を振り返りましょう。
ミニオンにとって、
ボスを見つけること自体は簡単でしたが、
ボスをキープすることが難しいことでした。
ミニオンにはその気はないのに、
ドジをやってうっかりボスを窮地に追いやってしまうことになり、
ボスを失うハメになるからです。
たとえば、白亜紀にゲットした恐竜のボスは岩で転がして、火山口に落としてしまいました。
このとき、ミニオンズは本当に悲しんで声を上げて泣きました。
しかし石器時代になると、彼らは恐竜よりずっと賢い人間のボスをゲットしました。
彼らは全力でボスを助けましたが、
間違ったアドバイスをしてしまい、
やっぱりボスを失うハメになりました。
彼らの親切心がアダとなったのです。
彼らのせいで人間のボスがクマのお腹におさまってしまったときには、
彼らは驚きましたし、口笛を吹くことでその場をやり過ごしました。
古代文明に入ると、ミニオンズは古代エジプトを気に入りました。
しかしまたしてもダメでした。
ミニオンズはピラミッドを作る手伝いをしたのですが、
うっかりエジプト人を皆プラミッドの下敷きにしてしまったからです。
中正時代に入ると、ミニオンズはドラキュラのボスをゲットしました。
しかしボスを昼間に起こしてカーテンを開けたら灰になって固まってしまったので、息を吹きかけて終わりにしました。
その後も次から次へとボスは変わりました。
しかしどのボスも、ミニオンズにうっかり大砲で吹き飛ばされてしまうなど、
完璧ではありませんでした。
ミニオンズはそれから極寒の地をさまよい続け、
せいもこんも尽き果てようとしましたが、そのとき氷の洞窟を見つけたことで、命拾いしました。
それからミニオンズは当面の間、
ボスを持たずに皆でわいわい暮らしていましたが、
その内、ボスのいない生活に虚しさを感じるようになっていきました。
彼らは鬱になって、このままではミニオンズはほろんでしまう、というところまでいきました。
しかしそのときひとりのミニオンが立ち上がりました。
それがケビンであり、スチュアートとボブと共に外の世界へと冒険を繰り出し、グルーに出会うことになる、というわけでした。
うっかりとミニオンにやられてしまわないグルーは、
本当に最強なのではないかと思わされますね。
ケビン、スチュアート、ボブがグルーシリーズに出演しない理由は…?
ミニオンズの寿命は半端ないですね。
6000万年前から、21世紀まで老いるとこなくピンピンに生き続けているわけですから。
おまけにミニオンは不死身といっても過言ではないでしょう。
無双状態で生きているからこそ、
あんな感じで楽観的なのでしょうか。
子どもやペットのように無邪気でかわいいミニオンですが、
人生の大先輩だと、
尊敬する気持ちも沸き上がりますね。
ミニオンとグルーが出会って、
グルーは大人になりますが、
ミニオンは昔のままだというのは、
感じさせられるものがありますね。
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